耳で聞く読書、「オーディオブック」を始めてみませんか?
両手がふさがらないため、仕事や家事など忙しい方でも「ながら」読書ができます。
聞くだけなので、目をつむったまま読書もできます。
日頃PCやスマホで目を酷使して、家に帰ると目が疲れて開けていられない、という人にとっては救世主ともいえる?読書ツールといえるのではないでしょうか。
この記事で紹介する内容
- おすすめのオーディオブックサービス
- おすすめの作品
オーディオブックとは?
オーディオブックとは声優やナレータによる本の朗読を聴けるサービスです。
パソコンのブラウザー上はもちろん、スマートホン・タブレットの専用アプリでも音声を聴くことができ、仕事や家事で忙しい方も手軽に”ながら読書”を楽しめます。
本の内容だけでなく、好きな声優の”声”や、プロのナレータの”読み方”、”間”など、普通の読書と違う楽しみ方や、洋書で英語の勉強をしたりと、多様な使い方ができるのも魅力です。配信される本の数やジャンルも充実してきており、始める方が増えています。
オーディオブックの利用シーン
オーディオブックは家事をしながら、通勤しながら、トレーニングしながらなど、さまざまな作業と両立するのが最もおすすめの使い方です。
それ以外にも寝る前にじっくりと聴いてリラックスしたり、英語など外国語のリスニング学習に使ったりと多様な使い方をしている方が多くいます。
読書の時間がない忙しい方向けのサービスとして、評判のいいオーディオブックですが、活字が苦手な方や、目で文字を追うよりも耳で聴く方が情報が頭に入りやすいという方にはぴったりです。ぜひ活用してみてください。
オーディオブックのメリット、デメリット
オーディオブックのメリット、デメリットを見てみましょう。
メリット
- 手を使わなくてよいので、移動中や作業中に聞ける
- スマホひとつで何万冊も聞ける
- 持ち運びや置き場所に困らない
- 読書による目・肩の疲れがない
- 活字が嫌いな人も入りやすい
- 語学学習に最適
- 無料でも十分楽しめる
- 倍速再生できる
- 同じ本でもナレータの声や間で、違った魅力が加わり、通常の読書とちがった楽しみ方ができる
デメリット
- 読みたい本があるとは限らない
- オーディオブックで聞くのに向いている本、向いていない本がある
図解がないと理解が難しい、など - 聞き取れなかった、内容がわからないときなど少し前の内容を見返したいとき、操作が面倒
ラジオ、ポッドキャストとなにが違うの?
耳で聞くものとして思い浮かぶのは、ラジオやポッドキャストなどがあります。
特にポッドキャストとオーディオブックはその違いがよくわからないですよね。
それぞれ明確な定義はありませんが、取り扱う作品の傾向から、違いをみてみましょう。
ポッドキャストはセミナーやトーク、講義などの音声番組が中心のため、一本あたりが30~60分程度の番組が多くあります。
これに対し、一冊の本を朗読するオーディオブックは、本のボリュームにもよりますが数時間かかるものが多くあります。
ポッドキャストは隙間時間にすぐ楽しめる短い番組が中心であり、オーディオブックは時間を確保して一気に読むか、あるいは少しづつ読み進めるような長いストーリーが中心になります。
オーディオブックをはじめよう
サービスプランの特徴
作品ごとに購入する「単品購入」と「月額定額」(いわゆるサブスクリプション)の2通りが一般的です。
また、ほとんどのサービスが、無料期間か、または無料コンテンツを用意しているので、始めようか迷っている方も気軽に試すことができます。
オーディオブックサービスの選び方
オーディオブックを提供しているサービスはいくつもありますので、自分にあったもの探してみましょう。選ぶポイントとしてはこんな部分が挙げられます。
- コンテンツの量、ジャンル
- アプリの使いやすさ
操作性
スピード調節の範囲
バックグラウンド再生
ブックマーク機能
対応OS(iOS、Android) - 購入価格に対するお得度
読みたいジャンルがあるか
好きなナレータがいるか - 自分に合った料金プランかどうか
- 音質(特に倍速再生の場合)
- オフライン視聴ができるか
- 購入作品が退会後どうなるか
オーディオブックサービスおすすめ4選
ここからは、私がおすすめするサービスをご紹介します。
Audible
運営会社:Amazon
無料体験等:30日間無料体験
料金:月額1,500円(年額割引プランあり)
Amazonが提供する音声書籍サービスで月額1,500円で12万タイトル聴き放題になります。
Audibleの魅力は、なんといっても圧倒的な配信数の多さ。他のサービスと比べて数万冊多い印象です。
読み上げ速度の調整も段階的に細かくできるので、聴く方にあわせた朗読が可能です。また、プロの声優や人気の女優、俳優、芸人、アイドルなど魅力的なナレータを採用しており、これだけでも聞きごたえがあります。
取り扱うジャンルも、ビジネス書、文芸書、語学学習書どれをとっても申し分なし。特に語学の対応言語の幅広さは、英語からニッチな言語までそろっている印象です。
Audibleは30日間無料で利用できるので、まだオーディオブックを利用したことがないのであれば試しに利用してみてはいかがでしょうか。
※2022/10/12まで2か月無料キャンペーン開催中とのことです!
audiobook.jp
運営会社:株式会社オトバンク
無料体験等:14日間無料体験
料金:月額950円で聞き放題プラン(年額割引プランあり)
と毎月定額のチケットプランもあり
会員数200万人以上、株式会社オトバンクが提供する、月額950円で聴き放題のオーディオブックの老舗です。
日本語の書籍が充実しており、ビジネス・教養・語学・文芸など幅広いジャンルの書籍が揃うっており、人気の小説がそろえられています。
アプリも一通りの機能がそろっており、困ることはありません。
初めての利用者は14日間の無料期間があります。
詳しくはこちら。
kikubon (キクボン)
運営会社:株式会社RRJ
無料体験等:無料タイトルあり
料金:月額 500円~50000円のプレミアム会員など
銀河英雄伝説など小説を中心に映像化された人気作品も多数配信しています。
ポイントを使用し、作品を購入したりレンタルできます。
ポイントは都度決済する方法と、月額に応じてポイントが付与されるプレミアム会員があります。
無料会員登録だけですぐに聞けるタイトルが280以上あるのでまずはこちらから試してみてはいかがでしょうか?
青空朗読
運営会社:一般社団法人 青空朗読
無料体験等:無料
料金:無料
インターネット上の図書館「青空文庫」の作品、つまり著作権の切れた作家の作品を朗読しています。
夏目漱石
芥川龍之介
太宰治
源氏物語 など
作品数は1000冊程度とまだ少ないですが、完全無料で楽しむことができます。
比較的短編が多いのが特徴です。
無料アプリでは2倍程度までの倍速再生が可能です。
みいみ
運営会社:株式会社オトバンク(協力:東京ガス)
無料体験等:1か月無料トライアルあり
料金:月額500円
ちょっと主旨がそれますが、絵本読み聞かせアプリです。
・絵本は約50冊以上(随時追加)
・プロのナレーターによる絵本の読みきかせを楽しめます。
・おやすみ前の寝かしつけにもぴったりです。
・なんと物語の一部のセリフを吹き替えることができます。
読み聞かせはこども、孫とのコミュニケーションの一つですが、セリフの吹き替えは、新しい絵本によるコミュニケーションツールになるかもしれませんね!
おすすめの作品
私がおすすめしたい作品をご紹介します。
夢をかなえるゾウ
ゾウの神様が幸せを掴むためのコツを伝授する自己啓発本。
ストーリー仕立てのため、オーディオブックで聴くのに適しており、ぜひ試してみてほしい一冊です。
あした死ぬかもよ?
「明日死ぬとしたら、あなたは何を後悔しますか?」
後悔しない人生の第一歩を踏み出すため、著者が27の質問を投げかけます。
漠然と今の人生にもやもやしている方にはぜひ聴いてほしい一冊です。
ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語
オーディオブックには落語の作品が多く挙げられています。
隙間時間に聴くのにちょうどいい長さとテンポなのだと思います。
私もオーディオブックで初めて落語の聴くようになりました。本書は、落語の歴史や著名な落語家、ネタなどが簡潔にまとめられています。落語を初めて聞く人にまずは、という一冊です。
まとめ
ここでは、オーディオブックの選び方やおすすめの作品を紹介しました。
“耳で聞く読書”は、目で見る読書と違った魅力がたくさんあります。
本によっては、目で見るよりも、耳で聞くほうがいいものもあると思います。
まずは無料体験で、耳で聞く読書の魅力を感じてみてください!
コメント